バイク買取の査定額について

バイク買取の業者から派遣された査定士が違うと、同じバイクでも違う査定結果になることがあります。

業者が違うならば、仕入れから販売までのルートや取扱量に違いがあるためです。

一方で同じ業者内の査定士なのに、査定結果にさが出ることもあります。

これは、バイクに関わった経験年数が少なく、あまり詳しくない査定士もいます。

口コミを見ていると、買取を依頼して査定士の提示額に納得できなかった・・・というのを見ますが、こういった場合は査定士の経験不足によるもののようです。

では、査定士がどのようにして査定額を決めているのか、見ていきましょう。

どこのバイク買取の専門業者も共通しているのは、

 1.新車、登録済みで1000キロ程度の走行距離

 2.中古でキズは多少あり、改造はなし

の2パターンの業者専用オークションの相場を前提にしています。

このいずれかをもとに、バイクの状況をチェックし、さらにオーナーからの会話で査定が下がる要因を参考に、バイクの査定額が決められます。

このときに依頼主として気をつけたいことがあります。

それは、査定額が低くても、即決で売る可能性のあるオーナーと思われないことです。

即決で売る可能性があると見ると、査定士はさらに安い査定額を提示する可能性があります。

少しでも得をしたい・・・と思うのならば、売る気はあるけど即決では売らないよ、という印象を持たせることが大事です。

あなたがバイク買取で査定してもらってバイクを売るのは、これも立派なビジネスなのです。

あなたが個人商店を持っていて商品を販売するなら、少しでも利益が取れるように高いけど売れるギリギリの値段をつけると思います。

一方でお客は、少しでも安く買いたいので、値切り交渉してくるかもしれません。

この場合のお客とは、バイク買取の専門業者です。

こう考えると、お客(=バイク買取の専門業者)の言い値で売るのは、もったいないと思いませんか?

ただし、お客もその商品に出せるお金にはかぎりがあります。

あまり粘りすぎると、お客も帰ってしまいますよね。

バイク買取を依頼する場合も同じです。

だからこそ、査定を依頼したら、交渉を楽しみながらも自分のよいと思う査定額で買い取ってもらうようにしたいものです。